REPORT

ナレッジパス Vol.25 ひきこもり支援×島おこし ミライの可能性

講師:笠間 淳 NPO法人若者自立支援塾 ONESTEP 代表 レポーター:正木梨乃夏
講師紹介

岐阜大学卒業後、某予備校講師として教鞭を振るう。その中で1人の不登校の女の子と出会い、彼女の才能に触れることで、不登校やひきこもりは天才であることに気づき、彼らを世に送り出して活躍できる社会をつくるため独立を決意。
独立と同時に佐久島に移住しCafe&BAR じょえるを立ち上げると共にONESTEPを設立する。

「NPO法人若者自立支援塾ONESTEP 」
限界集落で、ニートひきこもりや不登校の若者たちの力を借りて、地域おこしの一助をする。地域には若者の力が、若者には様々な体験を通して成長が、それぞれに恩恵を受けながら、2つの社会問題の解決を同時に図る活動を佐久島で行う団体。

限界集落とひきこもり。日本が抱える二つの社会問題を同時に解決する取り組みについて語っていただきました!

現状

今の日本が抱える問題について詳しく教えていただきました。

取り組みを行っていらっしゃる場所は佐久島。アートの島として近年若者に人気の観光スポットです。年間10万人以上の観光客が訪れるのだとか!

しかし島の人口は約230人。高齢化が進み、地域おこしを進めるための担い手や環境を維持する人手も全てが不足しているそうです。

一方で近所のコンビニには行けるが、社会的関わりが全くない方も含めた広義のひきこもりは約70万人いるそうです。多くは家庭環境に問題があり、家庭を離れることで改善されることが多いとおっしゃっていました。

本土には若者がたくさんいるにも関わらず人手不足で悩んでいる地域もあるという現状について理解することができました!

ひきこもりは天才である

ひきこもりは能力のバランスは悪いがとびぬけた才能を持っている!とおっしゃっていました。実際プログラムに参加していく過程で成長スピードがとても速いそうです。

日頃関わっているからこそわかるリアルなお話を聞くことができました。

ひきこもりや不登校の若者たちが成長し、才能を開花することでこれからの未来がどんどん広がっていく予感がしました!

生涯教育と働きがい

SDGsの「質の高い教育をみんなに」と「働きがいも経済成長も」。この二つを目標に掲げていると教えていただきました。数学や国語ではなく学校では体験できないことを学ぶ生涯教育。ただやるのではなく「島おこし」という目指す目標が決まっていること。明確な目標があるからこそ働きがいや楽しさが生まれることがわかりました!

ひきこもりの方が周りにいらっしゃる方やひきこもりの方、あらゆる方にもっと知っていただきたい!と思えるセミナ―でした。未来が広がっていく素敵な取り組みについて聞くことが出来た貴重な機会でした!