REPORT

ナレッジパス Vol.44 安全・安心なモビリティ社会の実現に向けて

講師:伊藤 翼 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 テレマティクス・モビリティサービス事業開発部 次世代ビジネス開発室 課長補佐 レポーター:正木 梨乃夏
講師紹介

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 テレマティクス・モビリティサービス事業開発部 次世代ビジネス開発室 課長補佐

1983年三重県鈴鹿市市生まれ、愛知県一宮市在住。
津高校。サムヒューストン州立大学卒業。2008年入社。
入社後は、主に法人営業部にて金融機関や鉄鋼メーカーなどを担当。法人営業で培った経験と、
学生時代から自信のあった語学力を活かし、2015年よりバンコクに駐在し顧客企業のリスクマネジメントを担当。
2019年より現職場へと至る

事故数0に向けた保険の新しい形

近年Iot化が進みあらゆるものがデジタルでつながる社会になっています。保険業界でもこれらの環境を利用した商品の開発が重視されているそうです。

今日の講演ではデジタル化を取り入れた事故数0に向けた保険の仕組みを教えていただきました。

一つ目はテレマティクス保険における保険料算定方法の変化

従来の運転距離による保険料ではなく、運転特性に応じた保険料請求を行うことで保険に入りやすい仕組みづくりを行っているそうです。

二つ目はスコアリング化

運転状況をスコア化することで、安全運転の見える化が可能となります。そしてそのスコアをもとに保険料算定の際、インセンティブとして還元されるのだとか。

将来を見据えて

世界とのつながりについてご説明していただきました。

日本・欧米・米国・アジア・中国の5極体制で世界中から情報を収集しており、様々な世界の自動車保険の仕組みについて知りました。

移動の起点から終点までの予約・決済までを一つのサービスとするフィンランドの事例など、優れた点を日本の制度にも生かしながら事業を進めていることが分かりました!

自動運転にどのように対応するのか

現在の自動運転レベルはレベル2。

これから推進されていくレベル3の自動運転に向けた保険会社の関わり方についてご説明していただきました。

自動運転における保険での課題は、自動運転利用中の事故は誰に責任があるのかということ。

この課題を解決するために、群馬大学と産学連携をし実験を重ねているそうです。また24時間365日事故対応などをするのも、今後の自動運転時代における運転者不在の事故の対応に備えてだとか。

未来を予測し日々挑戦している点がかっこいいと感じました!